コロナ禍になり、海外も簡単に行けなくなってしまった世界…。
行けなくなると行きたくなってしまう…という人多いのではないでしょうか?
または海外で暮らしたいな・・・仕事がしたいな・・・・
将来のことを考えると行動に移さなくては!そのための知識として調べ物をしなくては!
そんな事を考えたときに選択肢の一つになるワーキングホリデービザ。
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そもそもワーキングホリデービザって何?このビザで何が出来るの?
どの国にもある制度なの?誰でもいけるの?
そんな疑問をこの記事で解説します。
ワーキングホリデーって何?
そもそもワーキングホリデービザとはどのようなビザなのでしょうか。
外務省のHPに掲載の説明を見てみましょう。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
我が国は,昭和55年(1980年)にオーストラリアとの間でワーキング・ホリデー制度を開始したのを皮切りに,以下の26か国・地域との間で同制度を導入しています(令和2年4月1日現在)。
(外務省HPからの引用)
国・地域名 | 制度開始年 | 年間発給枠 | |
---|---|---|---|
1 | オーストラリア | 1980 | 無 |
2 | ニュージーランド | 1985 | 無 |
3 | カナダ | 1986 | 6,500 |
4 | 韓国 | 1999 | 10,000 |
5 | フランス | 2000(注) | 1,500 |
6 | ドイツ | 2000 | 無 |
7 | 英国 | 2001 | 1,000 |
8 | アイルランド | 2007 | 800 |
9 | デンマーク | 2007 | 無 |
10 | 台湾 | 2009 | 10,000 |
11 | 香港 | 2010 | 1,500 |
12 | ノルウェー | 2013 | 無 |
13 | ポルトガル | 2015 | 無 |
14 | ポーランド | 2015 | 500 |
15 | スロバキア | 2016 | 400 |
16 | オーストリア | 2016 | 200 |
17 | ハンガリー | 2017 | 200 |
18 | スペイン | 2017 | 500 |
19 | アルゼンチン | 2017 | 日から亜:200 亜から日:400 |
20 | チリ | 2018 | 200 |
21 | アイスランド | 2018 | 30 |
22 | チェコ | 2018 | 400 |
23 | リトアニア | 2019 | 100 |
24 | スウェーデン | 2020 | 無 |
25 | エストニア | 2020 | 日からエストニア:無 エストニアから日:100 |
26 | オランダ | 2020 | 200 |
日本国籍を持つ人は、26の国でワーキングホリデー出来ることとなっています。
素晴らしいですよね!
では、日本国籍を持つ人は誰でも行けるのかというと、年齢制限が設けられています。
年齢制限は、18歳~30歳まで。(※アイスランドは申請時18歳〜26歳、フランスは申請時18~29歳まで)
各国の詳細情報はこちらの日本ワーキングホリデー協会さんにまとめてありますので、参考にされるといいと思います。
このワーキングホリデービザは、各国に対して1度だけ取得が可能です。
例えば一度のイギリスのワーホリを利用した場合、再度とイギリスへワーホリには行くことはできません。ですが、別の国へ申請可能な年齢でしたら、 イギリスのワーホリ後に、イギリス以外のワーキングホリデービザを申請する事は可能です。 私自身も2か国ワーホリしました。また、ワーホリの後でも別のビザを使って渡航することは可能です。
国によってビザ取得の年齢制限やと渡航期間が違うって本当?
これだけ26か国もワーホリが出来るとなると、国によって制度が若干変わります。
ビザ取得の申請方法や滞在可能期間、渡航条件などなど。
大前提として、年齢は勿論、下記の条件をクリアする人がワーキングホリデービザを利用することができます。
- 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること
- 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること
- 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(前述のアイスランドやフランスように例外あり)
- 子または被扶養者を同伴しないこと
- 有効な旅券と帰りの切符(または切符を購入するための資金)を所持すること
- 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること
- 健康であること
- 以前にその国でワーキングホリデー査証を発給されたことがないこと(複数の国でのワーキングホリデーは可能)
渡航期間については、イギリスは2年、そのほかは1年となっています。
英語圏で2年も滞在が出来、近隣のヨーロッパにも行けるイギリスワーホリビザ…なかなかの強者です。人気なのも納得!!
しかし、イギリスの場合は人気過ぎて抽選です。要件満たして申請すれば誰でも行けるわけではないので狭き門です。
ただし、オーストラリアやニュージーランドなどは海外からの若い働き手を農業などで頼りにしているところがあり、ファームで一定期間働いた後にビザを延長できたりするシステムがあるようです。
ワーキングホリデービザで出来ること・出来ないこと
次はワーホリビザで何が出来るのか詳しくいてみましょう。
【ワーキングホリデービザで出来ること】
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは観光・就学・就労ができるビザです。
かなり自由度が高いビザで、どこに滞在しても、国内外を旅行しても、語学学校に通っても、仕事をして稼いでも良いという素晴らしいビザです。
仕事をメインとする就労ビザではないですし、勉強メインの学生ビザでもない、素晴らしいビザだと思います。
現地の海外でバイトができるビザは他にはあまりなく貴重です。 例えば、英語の勉強をしたいので留学に行きたい。でも費用が高く諦めていた…なんて人には是非おすすめしたいのがワーキングホリデービザです。
滞在期間・学校に通える期間・同じ雇用主の下で働ける期間などに制限を設けている国がほとんどです。国によって制度が若干違うので、自分の行きたい国が決まれば、必ず最新情報で詳細をお調べください。
ビザ申請には色々と時間がかかるため、早めに情報収集必須!
【ワーキングホリデービザで出来ないこと】
子または被扶養者を同伴しての滞在が出来ない
そのくらいでしょうか?
まとめ
- ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは観光・就学・就労ができるビザ
- 渡航するには渡航条件をクリアしよう
- 26の国でワーキングホリデー可能
- 年齢制限はほとんどの国で18~30歳
- ビザ申請には色々と時間がかかるため、早めに情報収集必須
ただ、ビザが取得できても、現地での生活を満喫するためにも、ある程度の資金力は必要なので、資金はあるにこしたことはないです。
そういった意味でも、大学や専門学校を卒業し、2~3年は社会人として経験を積みながら貯金をしてからのワーキングホリデーをおすすめします。
実際に、ニュージーランドで語学学校に通っていた時に、社会人で自分のお金で勉強しに来ている人は勉強も頑張っている人がほとんどでした。無駄にしたくないから。
海外のセレブの子供は親のお金で来ていて、別にやりたくないけど…な人も中にはいたり。
気持ち次第ですが、せっかくの一生に一度のチャンスなので絶対に有意義に過ごしてほしいな、と心から思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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